どうもおてんとうです。
ドラクルージュ、いいゲームですよね。
最近DR(ドラクルのGM)を初めてやったんですけど、やっぱりルール面で曖昧だったり見落としやすいものがあったり、挙動が直感に反していてどうなの?な部分が多かったので、メモがてらいろいろまとめていこうと思います。
なにか引っかかり次第増やします。
見落としがち部分のまとめはこっちの記事です。
o1010-sunsun.hatenablog.com
あくまで俺がDRだった場合はこんな風に処理するよとか、こうしたほうが面白くない??というハウスルール的なやつです。
軽く触った程度の初心者で、全ての要素を考慮、網羅できているわけではないのでまた矛盾が生じるかもしれませんが、そのときはまた適宜、追記・修正していこうと思います。
長くなってきたら裁定だけ書いた記事と裁定の意図を書いた記事で分けるかも。
ちなみに筆者は基本ルルブ、ヘレティカ、サングを所持していて、ノブレスのみ持っていない状態です。
目次
端役
ドラクルの処理で一番面倒臭いやつ。
突っ込みどころが非常に多いです。
そもそもの部分
とりあえず基本ルルブP.241の記述を引用します。
全てのキャラクターは「端役がいるエリアを出た時」と「端役がいるエリアでターンを終えた時」に、[端役]の種別ごとに1ノワールが発生する。[端役]に「主」がいる時は、「主」 にノワールが発生する。
この文章がまあまあ意味不明。
とりあえず文面通りに解釈するなら、敵味方関係なく無差別にノワールを与える存在と取れます。
対象はそれで良いとしても、さらに分からないのは後半の「『主』にノワールが発生する」という部分。
「『主』へのノワール」ではなく「『主』にノワール」
え、他人のターン終了時、他人にノワールを与える代わりに主殴るんですか…?ただの敵やんけ???
うーん意味がわからない…。
しかもこれ、一回エラッタされた文章で、エラッタ前はそれぞれ「敵対したキャラクター」「『主』へのノワール」としているのに、わざわざこの文章に変わっているのでますます分からないんですよね。
また端役の任意っぽく書いてある効果も軒並み強制効果っぽくエラッタされています。
私にはここらへんのエラッタの意図が分からないので、もし分かる人いたらこっそり教えて欲しいです…。
全てが分からないので私の卓では以下のようにします。
・キャラクターが「端役がいるエリアを出た時」と「端役がいるエリアでターンを終えた時」に、[端役]は効果を発動できる。
・[端役]に「主」がいる場合、「主」がその[端役]の効果発動を行うか否か決定する。
・[端役]に「主」がいる場合、その[端役]によって発生するルージュ及びノワールは「主」へのルージュ及びノワールとなる。
さらに兵士役(基本P261)の効果を
とします。
平たく言うと、「端役がいるエリアを出た時」と「端役がいるエリアでターンを終えた時」に端役効果タイミング的なものがあって、そこで実際に効果を発動するかは主の任意にしましょうというイメージです。主がいないならDRの任意です。
あと「
ノワールを与える」をデフォにするからヤバいのではということで、
兵士役の固有効果としました。
これに伴い、他の端役のテキストの「この[端役]は
ノワールではなく」を
全て削除する読み変えを行います。
いやあ、ヘルズガルドの《地獄迎えの縛鎖》とか突然味方を3
ノワールで殴りだして意味分かりませんでしたからね…。
あとローゼンブルクの《我と共にあれかし》などの「主」を変更する系の行いのメリットが皆無だったので多分こっちの方がいいんじゃないかなと。
相殺
敵味方の端役が同じエリアにいる場合、端役効果タイミングに互いに1体ずつ減らすルールですね。
これは例えば、味方端役1種類と敵端役3種類が同じエリアにいてこのタイミングになった場合、味方は1体減らし、敵は3種類全体の中から1体選び減らすものとします。
レアケースですが、三勢力以上ある場合は各勢力から1体ずつ選び減らすものとします。
移動
「主」のいる端役の移動タイミングは「主」のターン終了時とします。
ターン終了時の端役効果の発動はこの移動後に行います。
「主」がいない場合と脇役を「主」とする場合は、脇役のターン終了時に移動します。
その他Q&A
Q.賢者の《我ら全て塵なれば》のように
ノワールをルージュに変更する行いは太陽への
ノワールを無効化できるか?
A.ルージュに変更したのち、PCたちは「太陽へのルージュを持てない」として消滅する扱いとします。実質無効化で。
Q.ストリガの《ああ自由よ!》のテキストに含まれる「任意の存在」の「存在」とはなにか?舞台等を選べるのか?
A.「存在」とは舞台、エリア、エリア境界、キャ
ラクターなど対象決定時に選択されうるようなもの全てを包含する表現と解釈します。
《ああ自由よ!》に関しては対象がエリアなのでまずエリアで対象を宣言し、効果適用時にエリア内の存在でどの具現化を解除するか選びます。エリア内なので例えばエリアにかかる領域具現化は解除できますが、舞台にかかる世界具現化などは解除できません。舞台はエリア内にないので。